ジェットスキー>昔、本栖湖でジェットスキーに乗れたって本当なの・・・?

最近ジェットスキーを始めた人は、以前は本栖湖でジェットスキーに
乗れた事を知らないでしょう。

そう、あの富士五湖の一つ、本栖湖でジェットスキーに乗れたのだ。

富士五湖の中で最大の深度と透明度を誇る湖だ、
盛夏にならないと水は冷たく、本当に夏限定の楽園だった。

少し家からは遠かったが、夏になると家族でジェットスキーを引っ張っ
て行ったものだ。

湖上に出れば、目の前の富士山から吹き下ろしてくる涼しい風が頬
をなで、水深の浅い溶岩帯の上をジェットスキーでゆっくり走ると、
真下にニジマスなどの魚が泳いでいるのがハッキリ見えたりと、それは
それは美しい湖だった。

自分達もこの楽園が永遠に続くとばかり思っていた。

ただ、少しづつ変化のきざしはあったのだ。

ただ、あの頃は若過ぎて、その小さな変化に気が付かなかった。

今思うと確かに変化はあったのだ、それは入り口の事だ。

元々湖畔に車の乗り入れは禁止だったのだが、誰かが入り口を勝手
に造り、入れるようにしていたようだ。

そしてその入り口は度々行政によって閉じられた、そしてそのたび
に誰かが柵を壊す。

そして入れるようになる、その繰り返しだった、そしてある時つい
に、その入り口から奥に行けないよう道に大きな溝が掘られたのだ

その溝の話しを聞き、冬に現地を見に行った時は、絶望的な気分に
なったのを覚えている。

その対策と平行して行政も着々と手を打っていた。

本栖湖の湖面に動力船を乗り入れ出来ない条例を作ったのだ。

この条例とあの溝により、本栖湖のジェットスキーの歴史は幕を閉
じた。

自分達は横暴過ぎた、湖面を早朝より走り回り、湖畔に車を乗り入れ、
湖畔で焚き火をして、ゴミを捨て、排泄までしていた、バチが当たった
のだ。

楽園を失ってその大切さを初めて知ったが、気付くのが遅すぎた。

もう未来永号本栖湖でジェットスキーに乗ることは出来ないだろう。

本栖湖でジェットスキーに乗れた数少ない日本人として、ゲレンデの
大切さをみんなに分かってもらえるよう、この文章を残します。

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